介護ストレス事例
時間も曜日も関係なく、家人の隙を突いてフラフラと外に出て行ってしまう
アルツハイマー病を患って5年目に入った実母を自宅で介護しています。
物忘れをはじめとしてさまざまな症状が現れてきていますが、現段階での最大の問題は徘徊です。
時間も曜日も関係なく、家人の隙を突いてフラフラと外に出て行ってしまうので、その度にいちいち止めに行く作業が発生します。
おかげで、私は睡眠も十分に取れません。もちろん母は昼間も気の向くままに出ていくので、私が在宅でやっている翻訳の仕事も中断を余儀なくされます。
母の場合、普通の徘徊と異なり、ゴミの袋を持って外に出た上で、家から少し離れたゴミ置き場に出してきてしまうため、ゴミを持ち帰る手間も面倒です。
家の内側から母が玄関ドアを開けるのを防ごうと、特殊な鍵を取り付けることを検討しましたが、父が「閉じ込めるのは残酷だ」と強く反対したため、有効な対策が取れずにいます。
睡眠不足により疲労が蓄積し、仕事もままならないという状況が続いています。
男性/北日本