介護ストレス事例
金は出さずに口は出す、むしろ金を出させていたのです
私は母とともに、祖母の介護をしていました。
まず頭に来たのは、祖母の体調が優れなくなってきた初期、伯母が遺産の心配をし始めたことです。
自分の両親がまだ生きているにもかかわらずです。
次に、祖母は「もしも」に備えて母にお金の管理を頼んだのですが、それを聞きつけた伯母がまたしても大騒ぎしました。
祖母の認知症が発覚してからは在宅介護が始まりました。伯母は、ヘルパーさんを目の敵にし、母に介護のすべてをするように命じ、仕事を辞めさせました。
それから伯母は週に1度、千葉から我が家(横浜)へ介護をするためにやってくるようになりました。
調子の良いもので、ある日は母を気遣う言葉をかけたり、またある日は母に文句を言ったりと、気分で接し方を変えてきました。
のちに、伯母はお見舞いのための交通費を祖父母に出させていることが判明、金は出さずに口は出す、むしろ金を出させていたのです。
男性/横浜市