介護ストレス事例
物忘れやおかしな言動に加えて貯蓄を全て使ってしまっている事も知り愕然としました
突然父が肺がんの末期と告知され病院の手続きや入院の付添、主治医の説明など以前に増して父や母と交流する機会が増えたことにより以前に比べてあきらかに母の様子がおかしい事に気づきました。
物忘れやおかしな言動に加えて貯蓄を全て使ってしまっている事も知り愕然としました。
とりあえず調べようと検査を勧めても拒否するので騙して検査しアルツハイマーだとわかりました、ですが治療薬は本人が拒否しますしどうにもできない静観するしかない状態が続いています。
父の闘病だけでも心身共に疲れていた私にとって認知症の母と共に病院へ行くことがとても苦痛でした。
長い待ち時間永遠と人の悪口や父の病気は自業自得だなどと不快な話ばかりしてきてストレスで気が狂いそうになっていました、父には精一杯出来る事をしてあげたいのですが父に会いに行くと母にも接しなければいけないので実家の近くに行くと気分が落ち込みました。
介護施設の方などにも相談した事もありますが、これといって解決策も無く日々が過ぎて行き父は亡くなりました。
最後まで父に苦痛を味わわせていることにすら気づかない、自分勝手な事ばかり言ったり行動したりする母に翻弄されながら父を看取った事で認知症が原因とはいえそんな母を許す事が今だ出来ずにいます。
病気になる前の人格がもっと優しく誠実であったなら認知症のせいだと思えたのではないか?と思います。
女性/兵庫県