介護ストレス事例
父の口から出る思うように動け無い事へ愚痴が一番心苦しいものでした
一昨年他界した父の介護を家族で支え合いました。父は先天的に心臓に欠陥があり、自分が幼少の頃から病院に通い度重なる手術を経験して居ました。
幼少の頃は理解できて居ませんでしたが、理解が出来る様になるとアレコレと不安の種が芽吹く様になりました。
それでも父は養生したお蔭で75歳まで生き続けてくれました。
自分が成人するまでは何時父の容態が悪く成るのか、もしかしたら学校を辞めなければならなく成るのかと心理的な負担が大きかったです。
高校を卒業して就職すると、母が自分を頼る様になり、家の中での移動、車での送迎、まだ多少動ける内はトイレ・お風呂の付き添いもしました。
何かをして上げれる事は自分にも喜びがありますが、父の口から出る思うように動け無い事へ愚痴が一番心苦しいものでした。
今は亡くなった父へ思い出ですが、生々しく見てきた満足に動けない辛さが、何時か自分にも訪れるかと思うと怖いものがあります。
男性/愛媛県